動作前の介助は準備で5点、動作中の介助は減点で4点とします。

移乗の項目はベッドから起き上がる部分も含まれますが、その後の「移ること」の方が比重が高いとされています。起き上がりのみ介助が必要で、移ることが自立しているのなら3点となります。

起き上がりのみを扱う項目はありません。移乗の一部に含まれます。

肘置きなどを手すりとして使用するのであれば減点対象となります。(2021)

ポータブルトイレの準備は排尿コントロールで行うことになっているので、ポータブルトイレの手すりを使わなければ7点、手すりを使っていれば6点になります。トイレまでの移動は「移動」の項目で採点します。(2014)

ポータブルトイレの設置は排尿評価で評価し、移乗では評価しません。(2017)

夜間にトイレ移動・移乗を行っている場合は夜間の状況も考慮します。（この場合、夜間はオムツ対応でトイレ移乗はしていないので、日中のトイレ移乗のみで評価。夜間はしていないから１点、と評価する必要はない。夜間のトイレ歩行についても同様に評価する。）(2014)

浴槽に入る日と、シャワーのみの日があるという場合で考え、同頻度であれば得点が低い方で採点をする。浴槽の方が難しいので浴槽で採点することになります。(2019)

割合で考えて採点します。機械浴でつかるのみなら３点程度となります。(2017)

シャワー移乗を行う上で必要な動作とみなし、４点となります。(2017)

機械浴と同様に、原則通り介助量に応じて評価します。(2017)

コロナの都合ではあるが、FIMはしているADLで評価するので、個室のシャワーを使用しているのであればその場面で評価するべき。(2020)